根気強い治療が必要な痛風
痛風の症状を自覚する事が多いのは、40~50歳くらいの中年男性を中心に、ゴルフの翌日の早朝に足の痛みで目が覚めた時です。痛みと腫れ、発赤が親指の付け根に見られます。風が当たるだけでも痛いから痛風と呼ばれるのです。足関節にも発作が起こる事があり、長く放置した場合は、膝関節にも腫れと痛みが出てくる事もあります。1週間の内服で症状は取れますが、その後尿酸値を下げる薬を一生飲む必要が有ります。ちょうど高血圧の薬を飲むのと同じになります。
途中で治療を止めて何回も発作を起こし、その度に来院される方も多く、何度も何度も同じ説明を繰り返さなければならない患者様もいます。それくらい根気強く治療を続ける事が重要で、やっとの思いで発作が起こらなくなると、こちらも嬉しいものです。
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