変形性膝関節症にはヒアルロン酸注射を:サプリメントは医学的効果が認められていません | 奈良・学園前の整形外科:田中整形外科

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変形性膝関節症にはヒアルロン酸注射を:サプリメントは医学的効果が認められていません

年配の方、特に女性に多いのが変形性膝関節症です。変形性膝関節症になると、正座が出来なかったり、階段の昇り降り(特に降りる時)したりする時に痛みます。レントゲンを撮ると、内側の軟骨が減って、トゲのようなものが出ている人が多いです。日本人は内側型が多いですが、外側型の人もいます。高齢者の中には、内側・外側の両方が強く変形している人もいます。

初期症状の人には鎮痛剤とリハビリ、水がたまっている人には漢方薬も使います。どうしても痛みが取れない人には、ヒアルロン酸注射を勧めます。週1回の注射を5週間続け、それでも症状が残れば、維持療法として2~4週間に一度注射を続ける場合もあります。

これで小康状態になる人が多いですが、変形が強く歩行時に痛みが出る人には手術を勧めています。私の母親もこの手術を受けました。歩く時は痛くないのですが、床から立ち上がる時に苦労していました。家の生活を洋風にして準備しておく必要が有ります。

サプリメントの質問を良く受けますが、医学的には効果が無いようです。大腿四頭筋という膝の上の筋肉を鍛えるのが極めて有効です。受診された方には、リハビリ室でトレーニングをやってもらったり、指導したりしています。

もう一つの保存的治療は、インソール(靴の中の敷き皮)の装着です。義肢装具の業者の人が、患者様の足に合わせて作ってくれます。今まで痛い所にかかっていた体重を真ん中に移動させる効果があり、1ヶ月程すると効果が出てきます。膝がグラグラしている人にはサポーターを勧めています。全部の痛みは取れませんが、痛みが半減するので喜ばれます。

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最終更新日:2015/02/06