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ヘルニアの治療法はリハビリだけではありません

首や腰のヘルニア(頸椎、腰椎)で手足の痺れ・痛みが強い方の為に、神経の痛みの伝達をブロックする新しい薬が出てきており、良い結果が出ているようです。勿論、従来通りの内服・リハビリ・ブロック治療(注射)で治る人もいます。

ヘルニアでも手術をした方が早く社会復帰できる人には、手術をお勧めしています。整形外科は、何十年も前から行っているブロック治療をはじめとして、様々な治療の選択肢を持った科である事を知っておいていただきたいです。

腰椎椎間板ヘルニア

ヘルニアの中でも特に有名なのが腰椎の椎間板ヘルニアです。椎間板(腰の骨と骨との間のクッション)が加齢的変化によって後方に飛び出し、神経根(坐骨神経の根本)を圧迫することによって起こります。椎間板ヘルニアの顕著な症状は、腰痛下肢痛で、左右どちらかの殿部痛と下肢痛が特徴です。同じ部位に痺れも出てくる事があります。

MRIを撮ると、ヘルニアが飛び出して神経を刺激している場所が分かります。保存的治療(内服、ブロック、リハビリ)によって1ヶ月程度で良くなる場合が約80%ですが、長引いてなかなか治らず、仕事が出来ない人には手術が良いでしょう。

最近出てきた薬にリリカというものが有ります。脊髄での痛みの伝達をブロックする薬で、高い効果が認められています。同じような薬もありますので、これが効かないなら別の薬といった感じで試行錯誤しながら治療可能です。

最近は、手術も内視鏡手術や顕微鏡手術へと進歩しています。レーザー治療について頻繁に質問を受けますが、ヘルニアの中でも一部の症例にしか適応が無く、治癒しない場合は普通の手術を勧められますので、高い治療費がかかる割には良い方法とは言えません。私が患者なら最初から内視鏡手術や顕微鏡手術をしてもらいます。

痛みを我慢で出来る場合は、そのまま保存的治療で様子を見ても良いと思います。中には飛び出したヘルニアが小さくなって消えてしまう人いるからです。こういう場合は、MRIで定期的に経過を見て確認すれば良いと思います。

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公開日:
最終更新日:2015/02/02